左足下がり・左足上がりの傾斜地を克服するポイントは？

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左足下がり・左足上がりの傾斜地を克服するポイントは？

ゴルフコースに平らなところは非常に少なく、わずかながらでも傾斜がある場合がほとんどです。

傾斜地は大きく４つの種類に分類されます。

左足下がり
左足上がり
つま先上がり
つま先下がり

傾斜地でショットする際の基本は、まずは傾斜に逆らわずにクラブを振ることです。

４つの傾斜地それそれの攻略法（右打ちの場合）を紹介します。

この４つの種類の中から２つが混合する場合もあります。

例えば左足下がりでつま先上がりといった場合です。

このような混合の場合は、２つの傾斜の種類の注意点を合わせて考える必要があります。

左足下がり

アドレスの際に左足が右足よりも低くなるような傾斜を、左足下がりの傾斜と言います。

クラブ選択は番手を下げる

傾斜角が大きくなると、クラブのロフト（クラブフェースの角度）が通常よりも立ちます。

それにより、通常よりも飛距離が出やすくなります。

例えば７番アイアンを手にしたとしても、６番アイアンくらいの飛距離が出てしまうということです。

よって傾斜角が大きな左足下がりの場合は、クラブの番手を下げる必要があります。

番手を下げて短いクラブにすることにより、容易にする効果もあります。

左足下がりの傾斜に沿って構える

左足下がりの傾斜に沿って構えます。

ポイントは肩のラインが傾斜と平行になるように構えることです。

ゴルフボールは通常よりもボール１個分右にセットする

左足下がりの場合、通常のインパクトが左右の中心だとすると、それよりも右側が高く（右打ちの場合）なっています。

よって通常のインパクト地点より右側でクラブが地面に打ち込むことになります。

そのため、ボールを初めからボール１個分右にセットします。

左足下がりの場面で起きるミスショットの原因の一つが、このボールセット位置によるものです。

セットしたボールの手前を空振りする人、ダフってしまう人は、ボールセット位置を少し右寄りにしてみてください。

傾斜に沿って鋭角にクラブを振り上げる

傾斜地の基本に則り、傾斜に逆らわずにクラブを振ることを最優先します。

傾斜に沿うと鋭角にクラブを振り上げることになるので、コック（バックスイング時に手首を曲げる動作）は早めになります。

アウトサイドイン気味に振り下ろす

アウトサイドインとは、右打ちの場合に外側から内側に振り下ろすスイングです。

このような意識で振り下ろす方が、傾斜に沿って振ることができるので、ミスショットを減らすことができます。

スタンス自体をオープン（右打ちの場合に左足を右足よりも引いて構える構え方）気味にするのも良いかもしれません。

左足上がり

アドレスの際に左足が右足よりも高くなるような傾斜を、左足上がりの傾斜と言います。

クラブ選択は番手を上げる

左足下がりとは真逆になります。

傾斜角度が大きければ、クラブのロフトが寝るため、クラブの番手を下げる必要があります。

ロフトが寝れば飛距離は稼げないので、通常より飛距離の稼げる番手が必要となります。

かなり大きな傾斜角度の場合は、クラブの番手を２?３番上げなければ届かない場合もありますので要注意です。

右肩を下げすぎないように傾斜に沿って構える

ここは左足下がりと同様に、傾斜に逆らわずに沿った構えをします。

肩のラインが傾斜に沿うようにしましょう。

体重配分はやや左足気味に

右打ちの場合、ゴルフクラブを右側に振り上げるので、左足上がりの傾斜の場面ではクラブを振り上げる動作で体のバランスを崩す恐れがあります。

体のバランスを崩さない程度に、左寄りに体重配分をして構えて下さい。

ゆっくりバックスイングをする

これも先ほどと同じですが、バックスイングで体のバランスを崩す恐れがあるため、普段より少し慎重に振り上げましょう。

振り上げてからはいつもと同じように振り下ろして下さい。

ボールを上げようとはせずに傾斜に沿って振り抜く

登っていく傾斜に向かってのショットのため、ついついボールを高く上げようと意識してしまいますが、これがミスの原因となります。

傾斜が登っていくということは、打ち出しの角度がつくため自然といつもより高い弾道になりやすいので、傾斜に沿って自然に振り抜くことだけ意識すれば十分です。

つづきはこちら　⇒　　つま先上がり・つま先下がりの傾斜地を克服するポイント

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