ゴルフのインパクトのイメージの仕方
ゴルフでよく言われるのが、
インパクトのイメージが重要ということ
一方、
「インパクトはスイングの一部であって、
意識するものではない」というレッスンもあります。
確かに、インパクトは
スイングする最中に意識するものではありませんが、
”どのようにインパクトを迎えるのかのイメージ”を
普段の練習から持つことは、とても大切です。
しかし、インパクトのイメージとは
どのようなものかを理解していない人は
意外と多いものです。
昔からよく言われるのが、
「アドレスの際の形をそのまま再現するということ」ですが、
この方法は現実的には少し無理があります。
その理由は、
アドレスは静止していて体の重心が
体の中心にある状態であるのに対して、
インパクトのときには、
軸足に重心が乗っている状態だからです。
そのため、アドレスとインパクトでは、
体の姿勢が大きく異なります。
石川遼のアドレス
出典:http//www.golfpartner.co.jp/
石川遼のインパクト
石川遼のアドレス<後方>
出典:http//www.golfpartner.co.jp/
石川遼のインパクト<後方>
出典:http//golftoday.tv/gt-henshuubu
このように、
石川遼プロのアドレスとインパクトを見比べれば、
「インパクトはアドレスの再現」というには、
無理があるということが分かるでしょう。
逆にアドレスの状態とおなじ姿勢で
ボールを打とうとすると
完全な手打ちになってしまい、
コントロールをすることはできても
飛距離を伸ばすことはできません。
飛距離を伸ばすためには、
相応のスイングスピードが必要で、
そのスイングスピードを出すためには
やはり、インパクト時の体重移動と
重心の位置をイメージすることが
とても重要になるのです。
では、正確な方向性と
飛距離を出すことのできるインパクトのイメージとは、
どのようなものになるのでしょうか。
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ゴルフのインパクトのイメージ
正確な方向性と飛距離を出すことのできる
インパクトをイメージするには、
アドレスの姿勢から
体を前(ボールを打っていく方向)に
平行移動させるような感覚を持つと同時に、
回転していくイメージを持つとよいでしょう。
とっても、
非常にわかりずらい表現ですね・・・・(・_・;)
多くの100切りできない人の大きな勘違いの1つに、
「腰が開くとスライスが出る」
というものがあります。
確かに、腰が開くことで、
腕が振り遅れて、
インパクトでフェースが開くというのも
スライスが出る原因の一つではあります。
だからといって、
インパクトでは、腰を開かず、
アドレスの再現を目指そうとイメージすることは、
やめてください。
一時的にスライスが出なくなるかもしれませんが、
そういったインパクトイメージを持っていると、
あなたの今後のゴルフ人生の中で
いつか必ず壁にぶち当たり、
いずれは修正する”動き”となるのです。
プロゴルファーやシングルゴルファーなどは、
みなインパクトでは、腰の回転は、
腕の動きに先行しているのです。
石川遼インパクト<前方>
この腰の回転と腕の振りのタイミングは、
練習でつかむしかありません。
腰の回転より腕の振りが早ければ
フックボールになりますし、
遅れていればスライスになります。
これはプロゴルファーや上級者でも同じです。
いずれにしても、
理想的なゴルフのインパクトのイメージは、
インパクトの瞬間は、
アドレスの腰の向きや腕の位置は全く違うということです。
一見すると、
腰の動きと腕の動きがバラバラのように見えますが、
このインパクトイメージをマスターすることで、
まっすぐに、かつ飛距離がでる確率が高くなるのです。
このインパクトをイメージする最高の練習法を紹介します。
元賞金王片山晋吾プロのコーチを務めていた
江連忠プロもおすすめの練習法ですので、
ぜひお試しください。
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ゴルフのインパクトのイメージの練習法
まず椅子やテーブルの脚にクラブヘッドを当て、
アドレスを取ります。
ちょうどボールの位置に、
椅子やテーブルの脚がくるように、
アドレスしてください。
※椅子やテーブルは
ビクともしないくらい重たいほうがよいでしょう。
アドレスの状態からテイクバックはとらずに、
そのまま椅子やテーブルの脚を進行方向に
クラブヘッドを押し込んでみてください。
やってみるとお分かりになると思いますが、
手だけでクラブヘッドを押し込んだのでは、
全然力が入りません。
腰(身体全体)で、押し込まなければ
力が入りません。
腰(頭は残したまま、身体全体)で、
クラブヘッドを押し込むことで
インパクトでのパワーの伝え方がイメージできるのです。
頭も一緒に進行方向にツッコまないでくださいね。
かなりおすすめの練習法ですので、
ぜひお試しください。
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