ゴルフ 100切り 考え方

超簡単!ドライバーのチーピンを防止する方法

 

ゴルフのドライバーでの致命的なミスに「チーピン」があります。

 

俗に「チーピン」と呼ばれるゴルフの弾道は、右打ちの場合に狙いよりも左に飛び出しさらに左に曲がる弾道です。

 

フックより激しい曲がり方をするので「ダグフック」または「プルフック」とも呼ばれます。

 

「チーピン」は麻雀の牌が由来です。麻雀牌の「七筒絵」に、左に曲がる弾道のイメージを重ねています。

 

この弾道はインパクト直後から左に曲がりながら落下するため、落ちた後のランも出やすくOBの危険が高い球筋です。

 

このドライバーのチーピンを簡単に防止するには、まずは、その逆玉である「プッシュスライス」が出る原因を知ることです。

 

逆玉の原理を知れば、それに近づけるスイングにすることで、正しい弾道に近づくからです。

 

まずは、プッシュスライスが出る原因をご説明します。

 

 

 

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プッシュスライスとは?

右打ちの場合に狙いよりも右に飛び出しさらに右に曲がる弾道を「プッシュスライス」と呼びます。

 

左に出て大きく右に曲がる「スライス」よりもさらに厄介な弾道です。

 

ドライバーに多く見られるミスショットがスライス系のミスです。

 

長いクラブの振り遅れが原因の一つと言えます。OBの確率が高いため、絶対に避けたい弾道です。

 

 

プッシュスライスの2つの原因

プッシュスライスの原因は大きく2つです。

 

インサイドアウト軌道

内側から外側に振り抜くスイング軌道がインサイドアウト軌道です。内から外に打ち出すためボールは右に飛んでいきます。

 

クラブフェースを閉じていない

インサイドアウト軌道でもクラブフェースを閉じていれば右に打ち出したボールも左に戻ります。しかしクラブフェースを閉じることができなければ、ボールはさらに右方向へと飛んでいきます。
クラブフェースをうまく閉じられない原因はこれらが考えられます。

 

(1)グリップがウィーク(右打ちの場合右手の親指の付け根が左肩を指すような握り方)になりすぎている。
ウィークグリップだと手を返しづらく、クラブを閉じるのが難しくなります。

 

(2)フォーローの際に左の脇が空いている。
左の脇が開くような体勢になると、手を返すことができなくなります。

 

(3)インパクトの際に頭がボールより前に出ている。
頭が前に出ると体の回転を妨げ、腕が詰まります。

 

以上が、プッシュスライスが出る原因です。
それでは、本題のチーピンです。

 

 

 

 

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チービンの3大原因

チーピンが起きる原因は、下記3つのうちどれか一つが当てはまるためです。

 

1 アウトサイドイン軌道でフェースローテーションが強い

外側から内側に振り抜くスイング軌道をアウトサイドイン軌道と言います。

 

このアウトサイドイン軌道の人で、さらにフェースローテーションが強いとチーピンが起きます。

 

フェースローテーションはクラブのフェースを回転させる動きのことです。

 

フェースローテーションが無ければボールを捕まえられず、ミート率が下がります。

 

アウトサイドイン軌道の場合、外から内に振り抜くので左に打ち出しています。

 

そこからさらに強めのフェースローテーションを行うと、手首が返りすぎて更に左に曲がる球筋となります。これがチーピンです。

 

2 インサイドアウト軌道でクラブを返しすぎ

内側から外側に振り抜くスイング軌道をインサイドアウト軌道と言います。

 

一つ前のアウトサイドインとは逆になります。

 

内から外に振り抜くので右に球が飛ぶことが多い軌道ですが、下記3つのどれかに当てはまる人はクラブフェースを閉じすぎているために左に曲がる球筋となりチーピンになります。

 

(1)振り抜きで腕の動きが止まっている。

 

(2)インパクトで体の回転が止まる。

 

(3)手打ちになっている。

 

 

3 オンプレーン軌道だがインパクト時にフェースが閉じている

アドレスとインパクトを同じ状態で迎えることができる正しいスイングがオンプレーンスイングです。

 

この正しいオンプレーンスイングにもかかわらずチーピンが出るのであれば、インパクトの際にクラブフェースを閉じてしまっている可能性がとても高いです。

 

スイング軌道は正しいので、インパクトの際のクラブフェースのみ修正すればチーピンが出ることは無くなります。

 

 

 

簡単にできる!チーピン防止法

つまり、チーピンが発生する人は、インパクトでクラブを返す動きが強すぎる傾向にあります。

 

なので、チーピンを防止するためには、ダウンスイングからフォロースルーにかけて、腕、とくに手元(グリップ)のスピードを速く振ることを意識してください。

 

つまり、プッシュスライスが出る原因である、手元が早くなることでヘッドが遅れてくる感覚がチーピンを防止するためには必要になります。

 

手元のスピードを速く振ることができれば、クラブフェースはかぶりません。

 

普段、チーピンを打っている人にすると、クラブが振り遅れ、フェースが開いているように感じるかもしれませんが、それくらいの意識で十分です。

 

フェースが開けば、引っかかりづらくなりますし、ボールの打ち出し角度が上がるのです。

 

 

 

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