ゴルフのアドレスの手首が全然ダメ!
ゴルフのアドレスでは、
グリップとボールにだけ意識が集中してしまいがちです。
するとどういうことが起こるかというと、
「手首の角度(腕と手の甲の角度)」が忘れられてしまう
ようになります。
「手首の角度」は、
腕とクラブのシャフトが作る角度ともいえます。
ゴルフは、
この「グリップの時の手首の角度」によって、
スイングの良し悪しが決まることが多いです。
何も意識せずにアドレスしてグリップしたときの、
手首の角度を確認してみてください。
もしあなたのアドレスが
手首の角度がなく、水平な状態
になっていたとしたら
”そのアドレスはNG”です。
このような手首が伸びている状態で
テイクバックすると、
無駄な動きが増えるので、
明らかにバックスイングで支障が出ます。
自然なバックスイングをするためにも、
腕とクラブのシャフトが一直線にならないよう注意してください。
腕(手首)とクラブのシャフトが作る理想的な角度は、
120度〜140度くらいです。
出典:ALBA
この状態でテイクバックすると、
余計な動作がなくなり、
自然にトップスイングすることができます。
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ゴルフのアドレスで手首が伸びてしまう原因
なぜアドレスにおいて手首が水平に、
つまり、
腕(手首)とクラブのシャフトが
一直線になってしまうのでしょうか?
それは、
アドレス時のボールの距離が関係しています。
腕(手首)とクラブのシャフトが一直線になってしまう人の多くは、
ボールに上手く当てようとするあまり、
ボールに近づきすぎる!
のです
特に短いクラブを使ったときには、
ボールとの距離が縮まります。
空振りを防ごうとして
上手く当てようとして、
ボールとの距離を縮めようとすると、
無意識に手首の角度が水平になってしまうのです。
問題なのは、
このようなアドレスでも
短いクラブは、さばけてしまうといこと。
(クラブなりの飛距離はでませんが。)
しかし、ドライバーなどの長いクラブだと、
コックの動作量が増えて
スイングが不自然になってしまうという
弊害(へいがい)が必ずでてきます。
最初のアドレスの手首の角度をしっかりと意識することが、
理想のスイングの第1歩となるのです。
アドレスで理想的な手首の角度をつけるには・・・
手首の角度をつける練習は、
まずは短いクラブを使って、
一定の角度を保つ感覚を身につけること
手首が伸びきっていないといことを感じること
が重要です。
ポイントは、
アイアンのクラブヘッド(クラブの先端)が
地面からほんの少し浮くくらいに構えること
「ほんの少し浮くくらい」とは、
アイアンのクラブヘッドの先端と地面との間に
1円玉が2〜3枚入る程度です。
短いクラブでこの感覚が身につけば、
自然と長いクラブでも
自然なコックでテイクバックができるようになります。
テイクバックに無駄な動作が入ってしまうと、
その後のスイングに支障が出るので、
まっすぐ飛ばないどころか、
飛距離までも縮めてしまうことになります。
無意識に自分は正しいアドレスができていると
思いがちですので、
最初のうちは、スマートフォンなどで
自分のアドレスを後方から撮影してみること
をおすすめします。
ゴルフクラブのグリップだけの練習器具もあるので、
室内でクラブを振れないときには
そういったグッズを利用して
手首の角度を意識する練習をするのも良いでしょう。
【前回のアドレスのチェックはこちら】アドレスの科学≪第1回≫アドレスの前傾姿勢のポイントとは?
【続いてのアドレスチェックはこちら】アドレスの科学≪第3回≫アドレスの方向には要注意
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<本日の100切り達成者>
A.Sさん(女性)は、練習場ではそれほどでないのに、
ラウンドに行くと、トップが出る「トップ病」で悩んでいました。
そんなA.Sさんが、あるドリルを実践したところ、
トップがピタッと止まりました。
そして、練習を続けた結果、
わずか半年で100切りを達成してしまいました。
その「ドリル」とは?
↓
トップがピタッと止まる方法はこちら
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